南日本銀行

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頭取から皆さまへのごあいさつをさせていただきます。

ごあいさつ


 皆さまには、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 また、本年1月1日に発生した令和6年能登半島地震により、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。被災地域の皆さまの安全確保、そして一日も早い復興を衷心よりお祈り申し上げます。

 2023年の日本経済を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和されたことから、景気は緩やかに回復しているものの、世界的な情勢不安の長期化を背景とした原材料・エネルギー価格の高騰や円安の進行による物価上昇等により、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
 鹿児島県経済におきましても、観光・宿泊関連は、行動制限の緩和や昨年10月に開催された「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」などの影響により、ホテルの稼働率が改善傾向にあるものの、基幹産業である農業等の一次産業においては、飼料・肥料価格の高騰による影響が見られるなど、全体としては厳しい状況が続くものと考えられます。
 このような環境のもと、私ども南日本銀行グループは、取引先事業者に対して迅速な資金繰り支援を行うとともに、WIN-WINネット業務(新販路開拓支援業務)による本業支援などの経営改善支援等に取組んでまいりました。今後も、お取引先のニーズに合致した金融サービスを提供し、引き続き厳しい状況にある事業者及び個人のお客さまにしっかりと寄り添い、地域経済の回復・活性化に貢献してまいります。

 当行は、2023年4月より新しい中期経営計画を開始しています。目指す姿は、「地域・お取引先の課題解決ニーズに応え、安定的な収益基盤を確保するとともに、当行の持続可能なビジネスモデルを一層進展させる」ことです。昨年9月に創業110周年を迎え、次の10年の創業120周年に向けてスタートしている新中期経営計画の各戦略の中で、パーパスを基軸に、トライアル&エラーを繰り返しながら、様々なことに挑戦し、変化に強い組織にしていきたいと考えています。
 引き続き『地域に責任を持つ"真の金融機関"』として地域の課題解決への取組みを進め、持続可能な社会の実現を目指してまいりますので、今後とも一層のご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2024年1月
 取締役頭取 田中 暁爾

取締役頭取 田中 暁爾
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